蒅(すくも)作りへの挑戦(藍染めシリーズその1)


私は自身で専門を「温泉地の歴史」と名乗っていますが、実は温泉より付き合いが長いのが「藍」だったりします。

「藍」。藍染めの藍です。

高校生の頃、ラジオが好きでした。そのラジオが縁で出会ったのが永六輔さん。葉書を番組に出したり、追っかけみたいなことをしたり…。著作を片っ端から読んだり。。その過程で古いものに興味を持つようになりました。
それは「わざ」であり「職」であり…。その後大学生に。大学では社会教育を学ぶこととなり、博物館に勤める専門職、学芸員の資格を目指すことにしました。

大学1年生のとき、学芸員の資格取得に関するガイダンスがあり、そこでボランティアの募集をしていたのが、今は無き「埼玉県立民俗文化センター」の方でした。なんたって「わざ」の博物館って名乗っていた施設。あっという間に虜になり足繁くボランティアに通うようになりました。

そこで出会ったものの一つが「藍染め」でした。それ以来の付き合いなのでもう四半世紀近くになります。温泉に目覚めた? のは大学4年生の頃なので、そのぶん藍との付き合いの方が長いんですね。

で、10年経ち、今の職場に務めることになり、またドップリと藍に手を染めることに(汗。職場では藍の「生葉染め」がイベントとして実施されていました。そこから始めて、乾燥葉染め、型染め、絞り染め…と取り組みを広げていき、藍のサークルの立ち上げにも手を染めて(汗。

広く浅くですが、ある程度は「藍染め」の全体像が掴めてきたと思っています。そこで最後に残っているのが「蒅(すくも)」作りと、そこから藍を建てる(藍染めの液を作る)ことです。

蒅の原料は藍の乾燥葉。これも務めて10年で随分溜まってきました。
なので、今年はこの蒅作りと蒅を使った藍建てをしよう、と思い至りました。

以下、参考にしているサイト等です。

斎藤千明.2022.子どものための染色教材ー蓼藍栽培から「すくも」作りまで.白鴎大学教育学部論集(16)1.pp.307-317

公益財団法人 徳島市文化振興公社.2019.すくもをつくる

藍染の原料 速成すくも 作りの話。ぜひ来年は一緒に自作すくも 作りませんか♪? /ATCH

要は藍の乾燥葉を粉状にして、発酵させる(堆肥状にする)。このとき発酵は2週間くらいかけて行う。ということだと理解しています。

保温のことを考えると、夏に仕込んだ方がよさそう。
今年の夏休みの宿題が一つできた感じです。

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