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「温泉」からの…「ごぼう」です。
ようやく公開されたので、ここでも少し紹介。
どういう関係があるの?と思われるかもしれませんが、アプローチが同じです。
行政の資料や刊行物を使うことで実態を把握する。自分の調べものをするのにほぼ唯一と言っていいくらいの得意な方法です。
実態把握が論文か、研究か、と言われると耳が痛いのですが、だいたい私の好みは、概念があるけど実態があやふやなものの把握をすることです。
ある論理があったとしても、その議論があやふやなものを使っていたんじゃそれは確かであるとは言えない。
それ故に新たな論理を提示する必要がある。
ここで初めて議論が可能になると考えています。
論文をこさえるとき、議論まで文章に盛り込めば形になるんですが、いつもあやふやなものの首根っこをとっ捕まえるのに四苦八苦して、尻切れトンボになっちゃうことが多々です。
ま、この文章は最初資料紹介で出して、研究ノートにしてもらったものになります。
だから論じてはいなくても(以下自粛。
温泉も、湯治が可能であった社会の有り様の把握が第一目標。
そこから経験知の蓄積や伝承といった学びの有り様を明らかにする、くらいのことまでは考えています。
でも、大きい資料群に出会ってしまい、それの分析に時間がかかっている、というのが現状。
本当は資料分析と併せて経験知に関する先行研究を把握して、それとは異なる見解を示せば、論文っぽくはなるんですよね。
問いを立て答えを提示するという形になって。
はなしをごぼうに戻します。
今回、久しぶりに研究して文章を綴りました。
やっぱ楽しいんですよね。だから、論文という形式やその本数に固執しないで、気楽にというか、開き直って事例報告でも資料紹介でも何でも「書いて」いけばいいんだな、と思い至ることができました。
そうやって書きためていって、何れ、その文章群でもって論文とする方法だってありじゃないって。
そういう経緯があり本年の目標にアウトプットを掲げました。
あんまり自分語りが長くなってもしょうがないので、最後は事実を提示してしめます。

京都市市場のごぼう取扱量を示したものです。
いっとき埼玉県(主として入間郡)のごぼうのシェアが9割を超えていたってすごくないですか?
「入間ごぼう」って名称が残るのも思わず納得した次第です。
地元の凄さって案外、そこらにあるんだよなってのが最近思っていることです。

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